助成事業について
2023年度の助成の方向性について、選考委員会で、討議を重ねました。
欧米では今、先進的なデジタル技術を医学や医療に積極的に取り入れる研究が進んでいます。
このような欧米の動きに対して、日本においても、この領域の研究が数多く進み始めています。
こうした時代の流れを踏まえ、西川医療振興財団は、2023年度については「デジタル技術を活用した医学・医療の研究」に特化して支援をしたいと考えます。
助成事業への応募に当たっては、以下の概要をご覧ください。
また、<対象となる研究>と<選考基準>は「概要」の10に記載しておりますので、是非ご確認ください。
2023年度 医学研究活動費助成事業 概要
- 1. 内容
- 大学等の医療研究機関及び研究者による「デジタル技術を活用した医学・医療研究」への助成
- 2. 応募資格
- ・日本全国の大学、病院、センターに所属している医学分野における研究者(主申請者は「医学」分野からの応募とする。主申請者が「歯学」「薬学」分野である応募は、助成金の選考対象となりません。)
・応募年齢は各募集年度の4月1日現在45歳未満の研究者
- 3. 公募方法
- 日本全国にある大学、病院、センター等を通じて公募
- 4. 公募期間
- 2023年9月1日〜11月30日
- 5. 助成件数
- 6件(各100万円の助成)を予定
- 6. 助成金額
- 総額600万円/年
- 7. 助成期間
- 2024年3月~2025年2月末日
- 8. 応募方法
- 申請書・関係書類に必要事項を記入し、公募期間内に事務局までメール(PDF等を添付)にて送付してください。
- 9. 推薦について
- ・所属機関の責任者の推薦が必要です。
・一施設当たりの応募は、2件までとします(大学、病院、センター等)。
- 10. 選考方法と
選考基準 -
応募書類は学識経験者等で構成する当財団の選考委員会において、選考基準に従い総合的に審査を行い、合格者に対しては2月末までに通知し、3月に指定の口座(本人または所属施設名義の口座とします)に振込みます。
<対象となる研究>
「デジタル技術を活用した医学・医療の研究」
医療機器・スマートフォン等のデバイスを通じて先進的なデジタルデータを収集したり、AIや画像認識等のデジタル技術を活用し、新たな医学的知見の獲得、遠隔医療等、医療の発展に資する研究であること。
例
・遠隔で診断・治療する研究
・治療用や診断用のアプリ開発
・診断支援にAIを活用するモデル、AI による画像解析による診断支援 等
<選考基準>
以下の選考基準に基づき、選考委員が総合的に選考を実施します。
①研究内容が萌芽性に富み、発展性が期待できること。
②研究内容の社会的貢献性が高いと見込まれること。
③研究内容が技術的先進性の点で高いと見込まれること。
④研究方法などが独創的、意欲的であること。
⑤研究遂行に必須で真に有意義な資金となるものであること。
(すなわち、既に大きな予算を獲得している研究で、当財団の助成が全体の研究費に占める割合が極めて低く、補助的な助成となるケースは、審査において劣後します。)
- 11. 助成対象者
の義務等 - 助成対象者には、義務が発生します。
・目的達成のために、最も有効に助成金を活用すること。
・研究の成果について助成期間終了後、1ヶ月以内に報告書を提出すること。
申請書・関係書類
- 応募申請書
- 結果報告書
- 送付先
-
公益財団法人 西川医療振興財団
研究活動費 助成事業 事務局宛e-mail:foundation@nishikawa-iryou.org
URL:https://www.nishikawa-iryou.org
これまでにいただきました「よくあるご質問」をこちらにまとめております。
※個人情報について : 個人情報は当財団の研究活動費助成事業遂行の範囲内でのみ利用します。
個人情報保護についてはこちらをご確認ください。